全日制の高校とは異なり、通信制は単位性が設けられているため、必要な日数分単位を満たすことができれば問題なく高校を卒業することが出来ます。しかし、通信制高校という名前から勘違いしがちですが、常に通信教育だけで学習を済ませられるわけではありません。スクーリングという実際に高校や指定の施設に通う必要があるのです。また、このスクーリングにはレポートの提出なども含まれています。予め提出を促されるため、登校日やそれ以外の日にちでレポートを完成させておきましょう。また、通信制高校によってはテストが課されることもあります。進学を考えている場合は、学力を鍛えておいて損はないので、積極的に学習に励むことが大切です。
国語や数学など、基本的には全日制の高校と学習科目については変化ありません。特に国語や数学に関しては必須学習科目となっているため、どこかでレポートや通学で学習しなければなりません。これら学習科目以外にも、音楽など一部選択科目を履修する必要があります。また、意外かもしれませんが、体育も必修科目の一つとして数えられています。体育に関しては何をやるか学校ごとに異なるため、気になる方は面接などの段階で聞いておくと良いでしょう。体育とはいえ、全日制の高校ほどガッツリしたものをやることは少なく、ボーリングなどで代替することもあります。体力などを考慮し、マラソンなど本格的な体育になることはあまりありません。
就労中の者など、さまざまな環境をかかえた生徒たちが通う通信制高校を埼玉で選ぶときに、大学進学コースをはじめとした多種にわたるコースから選択することできます。